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2019年8月29日市民型講座

第46回:「アカデミア創薬の現状と展望」 – 薬の発見と発明の今昔 –

要旨:クスリの発見発明の歴史は古く、紀元前3000年にはエジプトで動植物から約800種類もの薬物が収集されたが、化学合成による創薬が始まったのは1800年代とのことです。現在でもクスリの開発には基礎研究から臨床試験を経て承認発売されるまでに膨大な費用と年月が掛かり、1千億円を掛けて50万を超える化合物が作られたが新薬に至った成功率はなんと2万分の1という統計が10年前に出ているそうです。そこで日本では医療研究開発機構が2015年度に設立され、アカデミアに向けて医薬品、再生医療、ガンなどを中心課題に置いて大規模な助成(2016年で1265億円)が行われているとの説明がありました。ご自身の研究では天然及び合成小分子を用いたケミカルバイオロジーによる創薬を目指し、スパイスに含まれるクルクミンが胃ガンに効くことを突き止めた成果などが紹介されました。また最近ではベンチャーを起業しつつ、アルツハイマー病に有効なクスリの開発を進めておられるとのことです。

 
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