1.日 時 令和4年6月27日 (月曜日) 午後6時00分より オンライン
2.総 会 午後6時00分から午後6時30分
第1号議案 特定非営利活動法人科学協力学際センター令和3年度事業報告
及び会計収支決算報告に関する件
第2号議案 特定非営利活動法人科学協力学際センター令和4年度事業計画
及び会計収支予算に関する件
<学際科学セミナー>
題目:「民間ベースのロケット及び衛星開発の現状と課題、見通しは」
要旨:近年、世界的に宇宙関係は大変革がおきていて、新しい挑戦者、参入者が激増しています。宇宙開発といっても弾道飛行や軌道投入など必要とされる技術レベルも大きく違います。弾道飛行であれば、数分間微小重力環境ですが、地球にもどってきます。一方、軌道投入となれば、9km/s程度の速度まで加速する必要があります。
このような背景で、挑戦する企業は多く、かつ投入される衛星等も目的、サイズが多岐にわたります。目指すゴールが安価で信頼性ある民間ロケット、衛星ですが、その前にはこえなければならないろいろな高い壁があります。
ここでは、世界、日本の現況と展望、さらにこえなければならない壁(障壁)について紹介し、考えてみたいとおもいます。企業と大学の連携についてもふれたいと思います。
<講師のご紹介>
東野 和幸 氏
現 ㈱ネッツ 技術開発本部 本部長
1977年~2003年:IHI推進システム部長、その後㈱IHIエアロスペース宇宙技術部部長・技監歴任。H-1,H-2ロケット等エンジン開発に従事。米シャトル実験装置の開発にも従事。
2007年~2018年:室蘭工業大学 航空宇宙機システム研究開発センター長、教授として、推進システムの研究開発。
2018年~:㈱ネッツにて、デトネーションエンジン等先端推進系開発研究にたずさわっておられます。