第11回の定次総会が6月26日午後6時から新仙台ビル3階会議室で行われました。
2013/06/28
第11回 総会の開催
当NPOの設立10年を12月に控え、第11回 総会が例年通り、6月に開催されました。最初に川添代表理事の挨拶のあと、佐藤事務局長より平成24年度の事業内容と決算の報告がありました。情報収集と発信事業では季刊誌「しみん科学」の継続と中川宏会員、佐藤郁郎会員、川添良幸代表理事による「多面体木工」増補版のe-託頒布が行われました。産学官共同事業あるいは新産業創出事業では環境や省エネルギー政策に関連して、IBM社が取り組んでいる秋田県のスマートシティー構想の推進、グッドツリー社が仲介する発光ダイオード評価システム普及への技術指導、米国空軍研究所との共同研究などがそれぞれ展開されました。
これらの活動に対する決算が承認され、引き続き25年度の事業で発展させて行く計画と予算が提示されました。新産業創出発展事業では東日本大震災復興支援活動の推進、学際的科学技術事業者育成事業については日本語 e-learning システムの充実、産学官共同開発事業では市町村を対象とする災害安全対策システムの開発などが示され、了承されました。
総会終了後に行われた学際セミナーでは川添代表による「本当のスマートとは?」と題する講演が行われ、秋田県のスマートシティ構想を中心に“スマート”の真の意味を考える機会となりました。その後は懇親会へと移り、更に活発な議論に発展して互いの親交をも深める一時ともなりました。