平成26年度定時総会が平成27年6月22日月曜日に新仙台ビル5階会議室にて開催されました。
2015/06/22
第13回 定時総会の開催
第13回定時総会が例年通り、6月22日(月)に5階会議室にて開催されました。川添代表理事の挨拶に続いて、事務局より平成26年度の事業内容と決算の報告がありました。情報収集と発信事業では季刊誌「しみん科学」の継続や中川宏会員、佐藤郁郎会員による福島県などの中、高等学校での「多面体木工」の講演や実習、発砲スチロール正多面体カッターの寄贈、増補版のe-託頒布が行われました。産学官共同事業あるいは新産業創出事業では環境や省エネルギー政策に関連して、IBM社が取り組んでいる秋田県のスマートシティー構想の推進、米国空軍研究所やロシアノボシビルスク研究所との共同研究などがそれぞれ展開されました。
これらの活動に対する決算が承認され、引き続き27年度の事業で発展させて行く計画と予算が提示されました。新産業創出発展事業では東日本大震災復興支援活動の推進、学際的科学技術事業者育成事業については日本語 e-learning システムの充実、産学官共同開発事業では市町村を対象とする災害安全対策システムの開発、醸造企業を支援する醸造過程のシミュレーション法などが提案され、了承されました。
総会終了後に行われた学際セミナーでは八尾寛東北大学生命科学研究科脳機能解析分野教授による「オプトジェネティクス ~ 光で脳と対話する革新技術」と題する講演が行われ、脳・神経科学分野で最近急速に発展してきた細胞機能を光で制御する光遺伝学(オプトジェネティクス)とよばれる技術についてのご自身のご研究を紹介されました。その後は懇親会へと移り、更に活発な議論に発展して互いの親交を大いに深めました。