今年も残すところ僅かとなりましたが如何お過ごしでしょうか。
来年早々の市民型講座についてご案内致します。
このところの異常気象には目の離せない状況が続いています。第43回では気象庁時代から気象の数値予報システムに携わって来られた東北大学理学研究科の岩崎俊樹先生にお話しを伺います。以前の第17回では「天気予報の歴史」が大好評でしたが今回は、現場と行政での取り組みの現状についてお聴きします。
終了後に新年会も予定しています。是非ご参加くださいますようお待ち申し上げます。
なお、前回より会場が変更になっておりますのでお間違いのないようにお出かけください。
記
日 時 : 平成31年1月16日 (水曜日) 午後6時30分より
場 所 : 青葉区中央市民センター 第1会議室 (東二番丁小学校・幼稚園2F)
〒980-0811 仙台市青葉区一番町2-1-4
講 師 : 岩崎俊樹 東北大学大学院理学研究科特任教授(研究)・名誉教授
日本気象学会理事長
題 目 : 「地球温暖化と異常気象」
要 旨 : 昨年(2018年)は、「平成30年7月豪雨」により西日本を中心に大きな災害が発生しました。その後は8月にかけてたいへん暑い夏となり、9月以降は強い台風の発生が相次ぎました。自然災害に対する社会の関心が高まるとともに、地球温暖化との関係が取りざたされました。他方、2018年6月には「気候変動適応法」が施行され、行政機関は地球温暖化に対する具体的な対処方針が求められるようになりました。講演では研究者の立場から「適応策」について考えます。