第53回市民型講座開催(オンライン)のご案内

NPOオンラインセミナー
第5回 令和3年9月22日(水)18:00~
講演者:大村 達夫 教授
       東北大学未来科学技術共同研究センター
講演タイトル: 「下水道情報活用による社会イノベーション
               ー明るい未来社会の創造(感染症を例として)ー」

下水道は社会の最下流に位置し、人々の生活や産業活動の帰結として排出もしくは廃棄される様々な資源(物質、熱)や社会情報(下水道情報)を集めている。
物質や熱は循環型社会の形成の起点となりうるし、下水道情報は社会で生起している事象や課題を端的に映す鏡である。
物質や熱はすでに循環型社会の形成に活用されている。しかし、下水道情報は未来社会の形成に全くと言っていいほど活用されていない眠れるアセットである。その下水道情報の活用により社会的課題を解決を可能とする新たな社会システムや革新的技術を構築できる。
これらの社会システムや技術は社会イノベーションのためのパワフルツールであり、社会的課題を克服した明るい未来社会の創造を可能(感染症を例として)とする。