CCISと台湾IT企業・東元電機、ナノテク共同研究・技術開発で合意。

11月2日から4日間、CCIS代表メンバー5人は(川添代表理事、粕谷常務理事、佐藤事務局長、相田企画担当、寺崎広報担当)台湾の大手企業・東元電機 とのナノテク共同研究と技術開発を推進するため台北に出向いた。台湾工商協進会主催(日本の経団連に相当)による「奈米科技検討会」における川添代表理事 の講演及び、この4月に当NPOと東元電機が結んだ協同研究のテーマのひとつとなっている新型ディスプレイ開発に関する協議が、主な目的である。

2005/11/02

CCISと台湾IT企業・東元電機、ナノテク共同研究・技術開発で合意。

11 月2日から4日間、CCIS代表メンバー5人は(川添代表理事、粕谷常務理事、佐藤事務局長、相田企画担当、寺崎広報担当)台湾の大手企業・東元電機 とのナノテク共同研究と技術開発を推進するため台北に出向いた。台湾工商協進会主催(日本の経団連に相当)による「奈米科技検討会」における川添代表理事 の講演及び、この4月に当NPOと東元電機が結んだ協同研究のテーマのひとつとなっている新型ディスプレイ開発に関する協議が、主な目的である。
初日は台湾工商協進会主催の「奈米科技検討会」に出席。同協進会の黄茂雄理事長の挨拶に続いて、川添代表理事が「Revival of Alchemy by Computer Simiulation」と題して特別講演をおこなった。また、台湾側からは工業技術研究院光電所の劉容生所長が「The Advance of Light Sources-From Light bulbs, Semiconductor Lasers to LED 」と題して講演。その後活発な意見交換や報道取材などがあり、CCISの存在感が位置づけられた。

 

奈米科技検討会の様子

 

翌4日、東元電機の研究所を訪問。ここでも互いの研究成果についての討論がおこなわれ、特に、川添教授らが研究開発を進めている「ナノテク」の研究内容についての論文にみいり、うなずく研究者の姿もみられた。

東元電機の研究所を訪問。

 

ま た、台北の南港に位置する「南港ソフトウエアパーク・Nankang IC design and R&D Center」を訪問。台湾が「2008年への挑戦・国際開発計画」と銘打って進めている遠大なる計画内容を各担当者から拝聴。ソフトウエアプラザ、IC デザインプラザ、バイオテクノロジープラザなど、まさにIT技術を結集して建設された未来都市ともとれる環境であった。

「南港ソフトウエアパーク・Nankang IC design and R&D Center」を訪問。

 

午 後、日も沈みかけた時間、東元電機本社を訪問。各セクター(事業部門)責任者から業務内容の紹介を受けた。この中でも「ナノテク」の話題で盛り上がりを みせた。また、共同研究の詳細内容についての担当幹部討論では、CCISからの要望事項を確認、東元電機から、追ってプロジェクト計画書にて回答をするこ とで合意した。

東元電機本社を訪問。

 

今 回の台湾訪問については親日家でもある台湾工商協進会理事長、また東元電機会長でもある黄茂雄氏の絶大なる後援があったこと、また、CCISが進めてい こうとしている事業内容を関係者に理解して頂いた事が、良い結果につながったと言える。さらに、4日間を通じ、宮城県と台湾の経済交流の活発さをアピール してきた事も付け加えたい。

台湾訪問について

 

掲載資料